2013/11/06

術後6日目

10月31日に手術を受けた。硬膜外麻酔プラス全身麻酔。小腸(回腸)と回盲部を50cm程度切除した。小腸壁が穿孔して大網側に膿瘍を形成していた部位もわかったらしい。これで現在の所、狭窄部位はなくなったわけだ。手術は極めて順調に経過したようで、2時間ちょいで終了した。手術に関わって下さった人々に感謝。

術直後は硬膜外麻酔のためか、腹部の痛みはほとんど感じなかった。むしろ両下肢から腹部に強いしびれ感というか、感覚の低下があった。これは硬膜外麻酔のためだろう。硬膜外麻酔はゆっくりと自動で持続注入されるようになっており、薬剤の袋の量からすると術後3日間ほどは注入が可能なようだ。この硬膜外麻酔には本当に助けられたと思う。一番痛みが強い時期を少し緩和できるからだ。

手術翌日の午後には何とか廊下まで歩いて往復してみた。術後2日目にはトイレまで数回往復。3日目にはフォーレを抜去し、硬膜外麻酔も終了。動きとしては、腹筋を使う動作が辛い。例えばベッドから起き上がるような動作だ。歩いてしまえば、少しは歩ける。でも食堂の方まで行くと、腹部の中に痛みを感じる。

お陰様で日毎に着実に回復しているようだ。一日の中でも朝と夕とでは、動きが良くなっているのがわかる。昨日からエレンタールの経鼻注入が開始された。胃管はやはり鼻の奥に違和感をもたらすが、文句は言っていられない。とにかく栄養をつけて、早く退院することが目標だ。昨晩は点滴の入替のために留置針も抜去。鼻の管も無し。管が身体についていない久しぶりの夜となって、安眠できた。管がついていないということが、これほど大きな事なのか、と実感した。

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