2013/10/27

遺伝性疾患

 今日は10月の最後の日曜。秋も終わろうとしている。紅葉はそろそろピークだろうか。今年は秋を逃してしまった。毎年10月の終わり頃に子供達と祖父母、それから姉夫婦と共に、会津の裏磐梯のコテージに宿泊することにしていた。家族全員集合だ。今年はクローン病を発症してから予約したのだが、今回の手術の為にあえなくキャンセルとなった。

 日曜日の静かな病棟を満喫してごろごろしていたところ、姉夫婦が見舞いに来てくれた。自動車で片道5時間だそうだ。絶食中であることを伝えたところ、ミネラルウォーターをたくさん持って来てくれた。ちょっと不思議なくらい、たくさん。姉に会うのは去年の秋のコテージ宿泊以来だ。

 実は姉もクローン病。そう、姉弟でクローン病。自分が診断受けたときには、呪われているのかと思った。確かにクローン病について調べると、家族性発症の報告があるようだ。でも、確率的には相当に低いですよね、神様?専門外なので詳細はわかりませんが、遺伝子的要素プラス環境因子(幼い頃に食べた食事?)が原因なのでしょうか。

 現実を恨んでみても仕方ないので、ここは受け入れるしかない。でも極端に身近に同病者がいてくれるので、情報は入りやすい。クローン病の大先輩だ。久々に会った姉は結構体重アップしていて、栄養不足のために死ぬような病気ではないことを身をもって教えてくれた。それ以外にも、不必要に不安がることはないことが聞けたので、ほっとしている。


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